モンテッソーリ教育とは

マリア・モンテッソーリは医者として、自然科学者としての鋭い観察力、子どもに対する深い洞察力によって子どもの生命が一定の順序を経て成長していくことに気付き、そのエネルギーや法則を生かす教育を考えました。
人間には自然の定めた発育のステップがあり、そのステップを無視して次の段階へは進めません。
子どもが発育して行く過程において、身体の動き、感覚、秩序、言語、数などを学ぶのに最もふさわしい一時期があることをモンテッソーリは発見し、それを「敏感期」と呼び、大変重要視しました。
敏感期にある子どもは驚くほどの興味と情熱を持って、その機能を獲得していきます。

0才~3才までは、「吸収する心」という特別な形態の時期で、外界のものを驚くべき早さで自分のものにしてしまいます。例えば、生まれたばかりの赤ちゃんは動くもの・音に対して大変敏感ですし、言葉を身につける2才児はあっという間に母国語を獲得します。
2才~6才の時期には「感覚」と「筋肉運動の調整」という二つの大きな敏感期があります。

種々の敏感期は大人になるまでに様々な形で現れますが、一過性のものですから、その時期を逃さずに、子どもが興味を持って自発的に活動しながら身につけられる、教具や環境を整備する必要があるのです。
そして、子どもは感覚器官と運動器官を使って知性を働かせ、「学びとる能力」を形成していきます。
このように、モンテッソーリは科学者の目で人間の人格的な成長の構造に目をつけ、
“自発的に学びとる能力”を幼児期に身につけられるよう、系統だった教具と細かいステップをもったカリキュラムを用意しました。

よくある質問

自由に活動するということですが、自分勝手になってしまいませんか?
自分がやりたいこと、好きなことを心ゆくまで行う自由は保障されますが、終わったら次に活動する人のために片づけるという約束を守ります。自由が保障されるためには責任を伴うことを保育の中で学んでいきます。
おもちゃやブロックなどで遊ぶ時間はないのですか?
雨の日やお弁当後にはブロック、粘土、おままごと等で遊んでいます。
モンテッソーリ教育は静かに座って細かいことをするというイメージがあります。活発な子どもには向かないように思いますが・・・
子どもは元気に身体を動かすことも大好きですが、机に向かって集中して行う活動も大好きです。静かに集中する時間と活発に動く時間をバランスよく保つことで子どもは一層生き生きと活動しています。気持ちをコントロールする力も自然に身に付けています。