【育児のヒント】見守る子育て

子どもが集中しているとき、あれ?と思っても、すぐに声をかけないでください

子どもは、いろんなことを感じながら一つのことに取り組んでいます。

例えばいくつかの物を並べている時に、順番が違っても最後までそのまま見守ってください。

全部並べた後に、気づくかもしれない。
何度目かに、気づくかもしれない。
もしかしたら、気づくのは半年後かもしれない。

いざ気づいた時に子どもの中には、「自分で気づけた!」という達成感、「自分でできた!」と言う自己肯定感が生まれます。

声をかけるのは最後までできたあと。子どもが「ここまで」と満足して顔を上げた時です。そのタイミングで「できたんだね」と声をかけてあげてください。あなたをしっかり見ていたよ、ということがわかれば、お子様は満足なのです。

これが大きいね、こっちが小さいね、という言葉を教えるのは、その後でいいのです。

子どもによっては、わざと順番を変えて並べてみる子もいます。子どもなりに、いろいろ考えながら「こうしたらどうなるだろう?」と試しているのですね。

世の中の不思議さに触れてて、探究心を培っていく。
丸暗記ではなく、自分で確認をして体感しながらどうしたらより自分が納得できる形になるかを試していくことで、新しいことにぶつかったときに自ら考えていく力が養われます。

将来的に指示待ち人間にならない。
一生、役に立つ力です。

教えてしまうことは簡単です。
タイムパフォーマンスとしては良いのかもしれません。しかし、長期的に見た場合、果たしてどちらが本人の力となるでしょうか。

早く正解に辿り着くことが正しいのではありません。
ゆっくりだとしても、「自分で見つけていく力」を持ち、「世の中の不思議を探究していく」という楽しさを知っている人生の方が、豊かになるのではないでしょうか。

子どもが自ら発見する喜びを、先回りして奪わないように。親も心掛けていきたいですね。